2012年5月18日金曜日

ビギナーが行く 沖縄旅行 本島鉄板コース② 満喫編

前回に引き続き2日目です。

~2日目のスポット~
・沖縄そば 「宮里」
・古宇利島
・今帰仁城跡
・タコライス 「しましま」
・美ら海水族館
・ホテル&レストラン 「ON THE BEACH LUE」



■2日目は北部へ移動し~さ~ 伊芸SA 【9:15】


朝食は北部で食べることにして、沖縄自動車道で名護を目指します。
今日も良い天気!!
途中の伊芸SAは展望台もある見晴らしのいいサービスエリアです。

明日渡る予定の海中道路と平安座島が見えました。


■名護市で遅めの朝食を 沖縄そば 「宮里」 【10:00】

10時開店だったので店も混んでおらずジャストタイム。
三枚肉そばをいただきました。

だしのきいたあっさりスープとよく煮込まれた三枚肉(ばら肉)のバランスが良い。
麺は太めでそばというよりうどんに近い。

観光者向けというよりも地元の人が足繁く通うような町の定食屋という感じ。地域密着的な味ですね~。
うちの近くにもこんな店があったらなぁ、なんて思いながらあっという間に食べ終わる。


■お腹も満たされて、いざ古宇利島へ 【11:00】

名護から北上して屋我地島を進みます。一直線の坂を下っていると先には海をまたぐようにかけられた橋、古宇利大橋が見えてきました。
沖縄好きから熱い推薦を受けていた場所、古宇利島にとうとうやってきました。



海の上を快走ーー!!
と言いつつ、ゆっくり見たいので速度は控えめに。

車からでは海がしっかり見えない(笑)
手すりが邪魔だよう!!



旅の中で車を走らせていて一番気持ちが良い場所でした。
あまりの気持ち良さに橋を2往復 ( ´∀`)




島で車を停めて2度目のブルーシール。今回は紅いも。
ふむふむ・・・紅いも食べたこと無いので比較のしようがない(笑)
けど、サツマイモのような甘味がありました。濃厚ではなくあっさり。飽きさせないですね。

3分ほど歩くとビーチに、


出たーーー!!
ばんざーーーい!!ヽ(´∀`ヽ)

ありがとうございます!!ありがとうございます!!(笑)



遠浅で透き通った海。いいですね。
・・・この旅、「いいです」しか言ってない (笑)



島を一周・・・のつもりがテンションが上がって島も二週。



後ろ髪を引かれる思いで次の目的地へ。


■今は無き、城の跡の美しさ ~今帰仁城(なきじんぐすく)跡 【13:00】


海からだいぶ上った高台に今帰仁城の跡は残っています。海からの風が心地良い。
石で出来た城壁跡が自然の風景の中に溶けこんでいます。
一面に茂った芝生の緑と石のコントラストが美しくて、見とれてしまう。
緑・白・黒の配色は一番好きな組み合わせ。(ブログのテーマカラーもこの3色で構成しているくらい。)



自分の知識不足だったんですが、沖縄は城(跡)が多いんですよね。
グスク時代というのでしょうか、実際に足を運んでみて初めて明治以前の沖縄の歴史というものを意識しました。正直自然や文化にばかり視点が向いていて、近代の歴史すらほとんど知りません。
でもグスクは興味深い。不思議なもので、ここに城壁が残されていなかったらこんなに興味を掻き立てられていなかったと思う。沖縄の知らなかった一面を見た。他のグスクも周ってみたいぞ。


連れ曰く、
「おまえ、全部楽しんでるな(笑)」

おっしゃる通りです (`ω´*)


■ついに沖縄のタコライスを食べました 「しましま」 【14:20】

2日目の昼食は本部町にあるタコライス専門店「しましま」へ行きました。
タコライスは沖縄が発祥と言われる料理ですからね。是非食べておきたかった一品です。


ボリュームたっぷり、味もおいしい。ひき肉とチーズ、チリソースの相性は抜群。そしてここにレタスを加えるという発想がすごいですよね。レタスのみずみずしさが見事にアクセントになっています。

タコスも注文。

パリッとした生地の食感がおいしいスナック感覚のタコスです。コーラとよく合います(笑)

硬い生地を使ったものがアメリカのタコスで、柔らかいトルティーヤで具をはさんだものがメキシコのタコスだそうです。
沖縄ではアメリカ経由で渡ったので硬い生地のタコライスが主流のようでした。



連れもタコライスのおいしさに開眼したようで(笑)
お店を出てからも「・・・うまかったなぁ」とこぼすほど。

駐車場がみつからなくて困りましたが、近くに県営駐車場があるそうです。


■念願の美ら海水族館へ 【15:20】
本島で唯一リクエストしていた場所がここ、美ら海水族館




熱帯ならではの鮮やかな魚とサンゴ礁。
サンゴは飼育、さらには繁殖を経て海への移植も試みられているそうです。


演出も凝っていますね。

そして海の生物の多種多様なこと。面白い生態や造形のオンパレード。

「シオマネキ」と呼ばれる蟹のオスは、片方のハサミだけが大きい。


ハサミは個体によって「利き腕」が異なっていて、右が大きい個体もいれば左が大きい個体もいます。
求愛行動のためにこの大きなハサミを降っている様子が「潮が満ちるのを招いているよう」だから「シオマネキ」と呼ばれているそうです。
しかし人間で片腕だけめっちゃ鍛えている人がいたら面白い (笑)
あなたの前に右腕がめっちゃ太い人と左腕がめっちゃ太い人が交際を申し込んできたら、どちらを選びますか?


そしてカクレクマノミ。


ディズニーのアニメ映画「ファインディング・ニモ」で有名になりましたね。
実は映画のモデルとなった魚はカクレクマノミではなく、同じクマノミ属でも「クラウン・アネモネフィッシュ」という別の魚だったそうです。その辺の話は長くなってしまうので省略しますが、こちらのページで説明してくれている方がいます。「雄性先熟(性転換)」や「片利共生」といった話も興味深いです。
話を戻しまして・・・
生で見たのは初めてですが、かわいいですね。通路で子供が大声を発したりすると、方々にいたクマノミが一斉にイソギンチャク(Sea Anemone)に隠れていました。

さらにタイミングよく「海の危険生物展」(4/28~5/6)がやっていました。

アンボイナガイ・ガンガゼ・ミノカサゴ・オニヒトデ・・・初めて見る危険生物が目白押し!
図鑑でも怖いもの見たさで一番よく開いたページですよ。これは貴重なイベントでした。


そして、巨大水槽には・・・

なんといってもジンベエザメがいますからね。
サメの中だけでなく、現代に生きている魚の中でも最大なんですよ。

しかもサメの仲間なのにプランクトンを主食とするおとなし~いサメなんです。
このギャップに惹かれます。
いつも厳しい女性上司が家に帰ると飼ってる猫に猫語で話しかけている姿を見てしまったかのような・・・なんか違うな (笑)
元ヤンキーの教師みたいな。怖いイメージがある分、好感度が高くなってしまう、ていうね (笑)
「気は優しくて力持ち」、そんな個性的なキャラクターが魅力です。


生き物だと実感できないくらいの大きさ。

美ら海水族館を満喫しました。
久しぶりにこんな沢山の生き物を見たな。いかに普段生き物を見ていないことか(笑)



水族館の周辺は南国の雰囲気たっぷりの海洋博公園。正面にはどこからでも伊江島が見えるビーチもあって、ゆっくり周れば一日過ごせそうです。
意外なところで良かったのが、正面ゲートに戻る途中の「水の階段」というスポット。

滝の水が階段や小道など歩く場所まで流れ出てくる散策路になっています。小さいながら「落水荘」を思わせる仕掛けでした。

でも足がビッチョビチョ。
水の量加減してください(笑)


■宿の窓からはオーシャンビュー 「ON THE BEACH LUE」 【18:00】
早めにチェックインしてビーチへ。宿の目の前はすぐビーチの好立地です。


ビーチで日が暮れるのを眺める。今日も綺麗な夕陽。

「ポケモン」になりきった子供達は、水辺だけに「カメックス」となって飽きることもなく浅瀬で遊んでいました。
夢中で遊べるってすごいな。


夕食は宿にあるレストランで。

「海を眺めながら食事を楽しめる最高のロケーション」の言葉に惹かれて選んだ宿ですが、その言葉通り。山もいいけど海で食べるご飯もいい。というかやっぱり自然の中で食べるご飯は格別ですよね。


さらにこちらのレストランは料理のおいしさも評判です。あまりのおいしさにカツレツ一人前頼んだ後にビーフカレーまで追加注文。食が進むこと進むこと・・・沖縄に来て完全に胃袋が大きくなっています。


さて明日は日の出を拝もうか。そんなことを言いながら早めの眠りにつくのでありました。


3日目に続きます。

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