2011年7月5日火曜日

2011年7月 丹沢・鍋割山 ~準備編~

丹沢は鍋割山に行ってきました。
初の単独登山です。
といっても僕は登山初級者なので、単独で行くのはもう少し経験積んでからにしようかと思っていたのですが・・・







「一人で山登ることにそんなに躊躇するか?」
そんな声が聞こえてきそうですが、ここ数年で登山経験が3回の僕にとっては一人で挑むには心配事が「山」ほどあるわけです。
熊には遭いたくないわ、スズメバチが怖いわ、山で日が暮れたらどうするかとか(実際に一度経験しました)、自然と言うものは非常に危険であり、山で何か問題が起きた場合は基本的に自分で解決するしかない、責任を負うしかない。なんて考えていると中々実行に移せないでいたんです。

そんな時は仲間がいたほうが心強い。ということで前回同行した連れと近々また行こうと言う話しにはなっていたんだけど、予定も中々合わない。
予定が合うまで待とうか。いや、一人で行ってみよう。有難いことに登山熱は冷めることが無い。いや、一人で大丈夫かぁ?

とまぁ決めかねていたんですが、「起きるかどうかも分からないリスクを恐れて行動しないでどうするんだ!?」と自分を奮い立たせて計画を実行するに至ったのです。これ、僕の人生にも言えることだと思いますが(笑)



ふう。

やっとこさ行くことを決心しました。それが前々日の深夜、つまり前日の朝に近かったんですが、行ってみたい山や前回の反省を踏まえた荷物の修正についてはある程度調べが付いていたので問題なし。
いや、問題は多いのですが。

というのも登山って最初に結構お金がかかるみたいなんですよ。装備に。最低限必要とされるものがレインウェア、登山靴、バックパック。
これだけあればまずはいいようですが、より快適に山登りを楽しむために徐々に色々必要というか欲しくなってくるみたいで。

山でお湯を沸かしたり調理したくなればガスバーナー、コンロ、マグカップ、鍋等々。
歩行を助けるためのトレッキングポール、スパッツ等々。
その他テント、ツェルト、ウェア等々。

これだけのものそうそう揃えられるものではない。いくらお金があれば済むのだろうか・・・
それだけ奥深いという見方も出来ますけどね。

なので最低限の道具から始めれば良いそうですが、ここに含まれるレインウェアと言うのを今まで全く意識していなかったんですよね。
でも死活問題の道具らしいです。

というのも山の天気は変わりやすい。
さっきまで晴れていたと思ったらガスが出てきて雨が降り出す。急激に気温が下がるなんてのは当然の事態。
そんな場所で雨で身体を濡らしたら一気に体温を奪われて体力を消耗し、死に至るなんて冗談の話ではないそうです。

なのでどんなに天気が良くてもレインウェアは必須だと。
さらには100均にあるような雨具では駄目なんだと。そういった安い雨具は防水はしますが、運動することによって体から発する汗もウェアの外に排出しません。結果として雨具の内側に水蒸気が溜まり、身体が塗れ、体温低下を招くというわけだそうです。

それではどんなレインウェアが求められるかと言うと、防水性はもちろん透湿性のあるレインウェアなのだそうです。
つまりは外からの水は防水して身体から発する水蒸気は外に通す生地のことです。簡単に言うと生地が水滴のような大きい粒は通さないが、水蒸気のような小さい粒は通す目の細かさであるということです。
この代表的な防水透湿性素材がゴア&アソシエイツ社が製造販売する「GORE-TEX」と呼ばれる素材を用いたレインウェアです。
この辺りの技術の刷新は結構昔からあるようなので、そちらを調べていただいたほうがより正確だと思うのでここでは端折ります。

とにかくそういうレインウェアが必須だそうです。
僕も今まで甘く見ていました(汗)

と言うわけで何がしかのレインウェアは準備しようと思って色々リサーチしました。

やはり主流はGORE-TEX製品で、現在ではいろんなメーカーが努力してその性能に肉薄する素材も出ているようですが、依然としてGORE-TEXの信頼が高いようですね。しかし信頼も高いようだけど価格もとにかく高い。
標準仕様で3万円以上(上下)という代物です。といってもGORE-TEXに限らず安いものなら1万円代の物もあるようですが。普段街で生活している僕にとっては使用頻度が高くないものに投資するには高いなぁ~。
たとえ性能を実感すれば元が十分にとれるなんて言われてても、たとえそれが緊急事態に命を左右すると言われてもやはり高い。

う~ん。
他の素材も使わないではGORE-TEXの良さも比較しようがない。と自分に言い聞かせて今回は他のメーカーの他の製品にすることにしました(泣)

■ミズノ(MIZUNO) ベルグテックEX・ストームセイバーⅣ レインスーツ


価格の割りになかなか良さそうなので。ネットで9000円ちょっとで販売しているところを見かけたので注文。
あ、ちなみ商品ページに飛んでも僕には何のお金も入りませんのでご安心を(笑)

それから渋谷・新宿のお店に行って熊避けのベルとショートパンツ・靴下を購入。

■Columbia Starns Ridge Short


このショートパンツ、伸縮性があって動きやすい。
モチベーション上昇。

それから地図・食料も買って今回の準備は完了。

丹沢レポートのつもりが準備だけで無駄に書いてしまった。
さて次回は鍋割山レポートです。

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